エッセイ

Sun, Jul 15, 2018 1-minute read

ここに書く文章さえもひねり出せなくなってしまった。すべてが枯渇している。自分を維持するだけでも精一杯だし、本当はそれさえもできているのかあやしい。時間がひどく引きのばされてしまっていて、そのゴム状のものに自分がぽつんと立ちすくんでいる。どちらに進めばいいのか、あるいは自分がどこから来たのかさえ分からない。自分には何でもできる自信があるし、同時に何もする気がない。あるいはそもそもそんな能力などないような気もする。そしてきっと真実はどちらもを含んだ確率的なものなのだと思う。